Archiprix2011でParticipants Favorites賞を受賞しました

大学院工学研究科建築学専攻2年次生の大塚健介さん(吉松秀樹研究室)の卒業設計作品が、アメリカで開催された国際卒業設計コンクール「Archiprix International 2011」で、参加者の投票によるParticipants Favorites賞を受賞しました。本学の同賞受賞は4大会連続。

このコンクールは各大学の卒業設計の代表作品によって競われる国際大会で、2年に1度開催されています。今回は70カ国の大学から303作品の応募がありました。本学からは吉松秀樹教授の指導を受けている大塚さんの作品「陰からの建築~planのないGinza Dark Museum of Art~」を出展、大賞候補24作品にもノミネートされました。

 

大塚さんは、5月31日から6月7日までボストンのマサチューセッツ工科大学(MIT)での国際ワークショップと、6月9日にニューヨーク・グッゲンハイム美術館で開催された授賞式に参加。同ワークショップでは、グループごとに与えられた課題について1週間かけて計画案を作成しました。

帰国後の6月16日には、湘南キャンパスで「国際卒業設計展Archiprix報告会」を実施。大塚さんが、国際ワークショップやボストン・ニューヨークの建築などを画像で紹介しながら解説しました。

 

日は、入門ゼミナールを受講している1年次生も含め、約40名の学生や大学院生が聴講。大塚さんは「海外の優秀な建築家とともに作業ができ、考え方やバックグランドの違いを垣間見る貴重な体験ができました。海外ではリサーチに時間をかけ、議論を尽くしてコンセンサスを得るまでのプロセスを大事にしているのが印象的。海外の学生たちがフリーハンドですぐに絵が描けるのにも感心しました」など日本の大学生との違いを語り、「今後はリサーチやアプローチをさらに丁寧に行って、設計していきたいと考えるようになりました」と感想を述べました。

 

報告会を主催した吉松教授は、「Archiprixは欧米では権威のある卒業設計賞で、研究室の卒業生が連続受賞したことはとても名誉なことです。近年、世界的な視野に立って建築を作ることが求められる時代になり、外国の生活空間や現場で建築を見ることはますます重要になってきました。さまざまな国から集まった建築家や学生が意見交換できるワークショップなども国内外で多数開催されています。学生たちには、こうした機会に積極的に参加して視野を広げてほしい」と話しています。