卒業生の作品がJIA神奈川・大学卒業設計コンクールで銅賞を受賞しました

工学部建築学科卒業生(2011年度卒)の桜井寛さんが、JIA神奈川・大学卒業設計コンクール2012で銅賞を受賞しました。

このコンクールは(社)日本建築家協会関東甲信越支部JIA神奈川が、建築界で活躍する人材を育成することを目的に毎年開催しているものです。今回は、神奈川県内の建築系学科の大学と4年制専門学校で学ぶ学生の卒業設計作品27点が出品され、2月24日に横浜市のBankART Studio NYKで開催された公開審査で上位10作品が各賞に選ばれました。

 

今回受賞した桜井さんの作品「隙間が生み出す街の虚景」は、横浜の市街地と一体となった美術館の建築を提案したものです。映画の表現技法にヒントを得て、外壁の一部にピンホールカメラ状の穴を開けて室内のスクリーンに市街地の風景を逆さまに投影し、部屋と部屋の間に大きな窓を設けるなどの工夫をすることで、美術館の中にいながら市街地との一体感を感じ、変わりゆく街の様子も楽しめるよう工夫しました。

桜井さんはコンクールの最終選考で、4名の審査委員の前で約5分のプレゼンテーションを行い、審査委員からの質問に回答。部屋のつなぎ方の間隔と組み合わせのバランス、建物の間取りの構成などが高く評価されました。

 

桜井さんは「どのような建築物が社会から必要とされているか、常に考えながら作品を制作しました。審査員の方々から、プレゼンテーションでの表現方法や設計の基礎についてのアドバイスをいただけたことで、発表や作品の改善点を知ることができました。今後は、建築を通じて社会に貢献することを目標に、技術を磨いていきたいと思います」と話しています。

なお同コンクールには、同学科卒業生(2011年度卒)の増田裕樹さんの作品「都市の礎」他2点も出展されました。